【DIY】スピーカーセレクターを自作してみた!
こんにちは。
自作スピーカーに興味があって近々挑戦しようと思っている。
その小手調べというか練習も兼ねてスピーカー・アンプセレクターを作ってみる。
スピーカーも聴き比べに役立つはずだ。
廃材でスピーカーセレクターを作る
この廃材をベースにする。
ウチにあったものなのでタダだ。
せっかく自分で作るんだからなるべく安くすませたい。
1000円以上はかけないつもりだ。
程よいサイズに切って何となく設計図を書いた。
スピーカー2つ、アンプ2つ。最小限の構成だ。
本当なら3系統くらいにしたいんだが、そうするにはロータリースイッチが必要になってくる。
ロータリースイッチは高いし、ターミナルもたくさんいるし配線も大変なので今回は2系統でいく。
それでも十分便利だと思う。
ターミナルやスイッチは全部上面にくるデザイン。
これが一番使いやすいと思う。
後ろにターミナルを持ってくるとコードの重みで傾いたりして不格好なので。
ドリルとジグソーを使って穴を開けた。
なんかこの木、ボロボロ崩れちゃう。何の木かは知らないが安物の木なんだろう。
傷の部分は味だと思って気にしないことにする。
ターミナルなどをつけるパネルは、このベニヤ板を切って作る。
2ミリ厚じゃ薄すぎるので4ミリ厚だ。
こんな感じになる。
ベニヤ板は好きじゃないがうまく使えばいい感じにもなるんだよな。
ベニヤ板のパネルを止める受けの部分を割り箸で作ってボンドで止める。
こういった加工も道具があれば簡単に削り出せるんだろうけど、道具がないのでこのやり方だ。
パネルに穴を開けていく。
ずれると格好悪いのでなるべく慎重に。ベニヤ板なので穴を開けるのは超簡単。
実際のパーツをはめてみる。
バッチリだ。
とりあえずオイルステインで着色。
パネル部と土台で色を変えてみた。
ボンドでくっつけて全体にブライワックスを塗り込んだ。
色の差が少なくなってしまったが、せっかく買ったブライワックスを使いたいので使う。
文字は何とガンダムマーカーで手書きだ。
ちゃんとしたレタリングのやり方がわからなかったので手書き。
一気に完成度が低くなるのでおすすめはできない。
何も書かないという選択肢もあったのだが配線の時ワケがわからなくなるかなと思って書いた。
配線作業
ボディが完成したのでここからはパーツを取り付けて配線だ。
ターミナルはこれ。
アマゾンで10個180円。安すぎ!
例の注文してから10日後くらいに中国から送られてくるやつだ。
今回はなるべく安く仕上げようと思っているのでこれで。
16個必要だ。
スイッチはこちら。
確か5個で180円くらいだった。安い!
2回路2接点で足が6個あるやつだ。このスイッチを2個使う。
LRのプラス端子をこれに繋いで振り分ける。
本当はマイナス端子もスイッチに繋いで振り分けたいんだけど、そうするには4回路のスイッチが必要なのだ。
4回路のスイッチは高いので予算オーバー。マイナスはLとRでそれぞれ結線してしまおうと思う。
それでもちゃんと機能する予定なんだが、音的にはどうなんだろ?ノイズとか発生しやすくなるんだろうか。まあどうせ僕の耳にはわからないだろう。
とりあえずパーツを取り付ける。
半田付け、ちゃんとできるかな。
このようにマイナス側はスイッチにつながずLとRをそれぞれ結線した。
これでも問題ないと思ううんだが、どうなんだろ。
コードは普通の電気用コードだ。
スイッチのところ、狭くて苦労したが何とかつないだ。
やっぱスピーカーとアンプ2つづつにしてよかった。3つ以上だとこんがらがって大変だろう。
できあがり!
これで完成!
やっぱ手書きの文字が手作りっぽさを倍増している。
もうちょっと字がうまければマシなんだろうが僕の実力ではこの程度。
いっそ書かない方がマシだったかもしれない。
土台、ブライワックスのツヤは何となくいい感じだ。
ターミナルを金メッキの高いやつにすれば結構かっこいいかもしれない。
さて、問題はちゃんと機能するかどうか。つないでみよう。
バナナプラグ、初めて買ったので使ってみよう。
これも中国製のクソ安いやつ。
しかしこれ、、、コードを通す穴が開いてなきゃいけないところに穴が開いてるやつと開いてないやつがある。
金属のバリっていうのかな?これを使う時はドリル必須。
さすが中華クオリティだ。
よかったー。
ちゃんと音がなります。スイッチも機能している。
特にノイズなんかもない。これは使えるぞ。
かなり安い部品ばかり使ったので全部で500円もかかってない。
余った部品の経費を含めても1000円しない。
市販のどのスピーカーセレクターよりも安いだろう。
超カンタンなのでDIYをやる人にはオススメだ!