久しぶりのCDプレーヤー YAMAHA CD-750
こんにちは古山です。
CD離れ
考えてみると僕がCDから離れて10年以上になる。
僕は古いものも好きだけど新しいものも好きなので、iPodも早いうちから導入た。
iTunesの便利さに未来を感じ、CD→オワコンと思った瞬間レコファンへ走りコレクションのほとんどを売ってしまった。(100枚くらいは残した)
それまで音楽が好きでCD集めるのも好きだったので数百枚はあったと思う。まあまあの金額になったし部屋も片付いたので「よかったー、やっぱCDオワコンだわー」と思ってきた。
モノとしてのCDの価値
よく「ダウンロードミュージックはただのデータ、CDにはモノとしての価値がある」ということが言われるが、その点ではレコードの方が上だ。
レコードはジャケットがでかくてかっこいいし、レコードに針を落とす作業自体も儀式っぽくてコレクション欲を満たすのではないだろうか。
便利さでは圧倒的にダウンロードミュージックでしょう。これは議論の余地がない。
音質に関しては僕の耳はヘボ耳なのでよくわからない。
と、いうことで僕の中でCDはオワコン、100円でも買わないという位置にまで下げられていた。100枚ほどの残されたコレクションも押入れの奥の方で眠っている。
だがしかし、ここへきて僕の中のCDの価値が上がってきている。
古いものとしての魅力を醸し出してきたのだ。
古道具としてのCD
その発売から30年以上、僕の中でオワコンとなってから10年以上経ってCDがかっこよく思えてきた。
なんならダサいとさえ思っていたCDがかっこよく思えるなんて、人の気持ちなんてそんなものである。
ということでCDプレーヤーを買った。
YAMAHA CD-750
はい、こちら。
ヤマハのCD-750 である。
86年84800円、中級機かな?
このヤマハのミニマルデザインというかシンプルでエレガントなデザイン、好きである。
かっこいい。
トレイがでないっていうジャンクを送料入れて2000円くらいで購入。
ゴムベルトを交換すれば直るだろうと思っての購入だ。
ピックアップが逝ってれば大損だ。
さて、状態確認。
ちゃんと通電している。
表示画面の色もいい感じだ。
整然と並んだボタンが美しい。
コンセントのスクエアな感じも美しく思えてくる。
デジタル出力なんかはないようだ。
裏側はすっきりしている。
それでは天板を開けてみよう。
基板が白くてかっこいい。
特にホコリなんかもなく綺麗な状態だ。
これは直りそうな予感。
やっぱりゴムベルトがなくなってる。
伸びてるとか切れてるとかじゃなくてどこにもない。どういうことだろ?
この汎用品のいっぱい入ってるゴムを使う。
アマゾンで買った。
オーケー、トレイを出し入れできるようになった。
CDを入れてみるがピクリとも回らず。ん?
こっちのピックアップレンズを動かすゴムもなくなっている。
これも取り付けた。
これで直る予定なんだが、、、。
ピクリとも動かず、、。
トレイはスムーズに出し入れできるがCDが回らない。
えー、予定と違う!
仕方ないのでピックアップの出力調整というのをやってみる。
ピックアップの裏側の基板についてる白いヤツを少しずつ右に回すらしい。
大きく動かすと壊れるらしいので少しずつやってみる。
あ、CDが回った!!
やったー直ったー!
と思ったのも束の間。
全然読み込まない。
その後少しずつさっきのボリュームを調整するも読み込まず。
なんだよー。
こちらはサーボ調整用のボリュームらしい。
分からないなりに色々調べていじってみるも改善されず。
かなり時間をかけたんだけど、、、。
その他にも基板の半田とか目視で確認できるコンデンサ不良とか色々みたんだが分からず。
やっぱりピックアップが壊れてるのかな。
ピックアップの様子をじーっとみてると動いてはいるんだけど、。
とにかく僕にはもうお手上げ状態。直せない。
ああー、損した。
あー、かっこよかったんで使いたかったなー。
残念。
この10年CDには不義理なことをしたんでバチが当たったのかな。
このあいだのカセットデッキAKAI CS-705Dも直せなかったし運が悪いなー。