激安中華アンプ YDA-138 木製ケース作ってみた
こんにちは古山です。
以前300円の激安アンプを紹介した
furuimonogasuki.hatenablog.com
こちらの記事である。
今回また安いアンプを買ったのでそれを自作の木製ケースに入れて楽しんでみることにした。
買ったのはこのアンプ
YDA138
前に買った300円のアンプに比べればちょっと高いがそれでも680円である。
十分に安い。
ヤマハ製のYDA138というチップが使われており、このチップがなかなか評判いいようなのでどんなものかということで買ってみた。
NFJのカスタム版というものも売られているがどんなもんだろうか?
1000円以上高いので僕は迷わず680円の方を選んだ。
はい、こちら。
例によって注文してから10日くらいで届く。
怪しいがちゃんと届く。
ブルーでなかなかかっこよいではないか。
ボリュームのノブもついている。
何かは知らないが4つのタンクみたいなのがイカしてる。
なんとなく基板が汚い。
裏側はこんな感じ。
LRの表記は間違えていないかな?
この手の中華製品の表記は決して信じてはならないのだ。
入力はこんな感じの3ピンPHコネクタっていうのを使う。
安かったのでこれを買ったがなければ直接半田付けしてもいいのかな。
はい、つないで動作確認。
ちゃんとなります。
ノイズもなく、クリアな音。いいぞ。
木製ケース作成
動作確認もできたので木製ケースの作成に取り掛かる。
かっこよく45度カットに挑戦してみた。
ジグソーでやったんだがちゃんと切れてるだろうか。ちょっとでもずれてるときちんと合わないので難しい。
やっぱ手作業なので多少のずれがあって隙間ができてしまったがまあよしとする。
今回は前回の反省を生かして前面と背面にはアルミとベニヤの薄い板を使う。
ここにも厚い板を使ってしまうと加工が大変なのだ。
仮に部品をつけてみる。
こんな感じになる予定だ。
うん、なかなか良さそうだぞ。
このように基板をベニヤ板に固定し、これをスライドさせてケース内に収める仕組み。
だ。
木枠部分。仕上げはオイルステインとブライワックスだ。
ヤスリがけなど雑だが素人の仕事なのでこれでいい。
丸棒を切って足を作ってみた。
ちょっとしたことだが見た目の印象がガラッと変わる。
背面パネルはこんな感じ。
使ったターミナルはこちらの安物である。
スイッチなども配線してみて動作確認。バッチリ。
基板の右下の部分。ヘッドホン端子なんだけど、ここの配線に手間取った。
何しろ知識がないので。
ヘッドホンアンプとしても使えるというのはこの基板の魅力なのでどうしてもヘッドホン端子は使いたかったのだがうまくいかない。
どうやらスピーカーから鳴らすか、ヘッドホンから鳴らすか切り替えるスイッチをつけないといけないらしい。
最初から基板についている端子を使えばミニジャックを差し込むことで、この切り替えができるようだが僕は別に買った端子を使いたかった(金色でかっこいい)ので切り替えスイッチが必要なわけだ。
行き当たりばったりでなんとか配線して使えるようにはなったが正しいやり方かどうかはわからない。
右下の電源プラグの横に切り替えスイッチをつけた。スペース的にここしかなかったのだ。
完成!
よし。完成!
ジャストサイズで作りすぎたようで中はコードでパンパンだ。
もう少し余裕をもたせたサイズにした方がよさそうだ。
前面パネルは白のスプレーで塗った。
45度カットしたところに若干の隙間はあるが自分としては満足できる外観になった。
うん、なかなかいいぞ。
ヘッドホンもちゃんと使える。
音の方は、どうだろう?
直接iPhoneに差した時と聴き比べてみたがよくわからない。。。
うーん。
普通の人はこの違いがすぐにわかるのだろうか。
スピーカーにつないでみた。しょぼいスピーカーだけどいい音だ。ノイズもなくクリアに聞こえる。
左の300円のアンプと比べてみると僕でもなんとなく違いがわかった。(ような気がする)
今回のYDA138の方がよりクリアでいい音に感じた。
また後日、聴き比べ動画でも作ってみようと思っている。
まとめ
- やっぱ前面、背面パネルは薄い板にして正解だった
- もう少し余裕を持って大きいサイズにした方が良い
- ヘッドホン端子には切り替えスイッチが必要
- なかなかいい音である